好き度
サメ映画の中での評価であり、オールジャンルの中だと星が減ります。しかしなかなか良い映画です。ジョーズの次に見ても唖然とすることはない(と思います)が、テンポが緩やかなため退屈さもあり、動物のドキュメンタリーに慣れてるような人におすすめ。
B級サメ映画によくあるクソCGのやっつけサメではなく、きちんと動きリアルで怖いホホジロザメです。なかなか姿を見せず、意味深な水中のカメラ、上空から見える大きな影などでじりじりと期待させ、満を坐して登場した時は嬉しい。
捕食シーンは血が水面に広がるだけで、噛み砕いたり引きちぎったりがなくて寂しい。ただグロが嫌な気分の時も見られるのはメリット。安っぽくならないですしね。その代わりに二つ出てくる人形は頑張った作り。特に女性の方は、来ると分かっていてもビックリしちゃった。
大海原の雄大な景色は素晴らしいが、変わり映えがしないのも事実。昼から夜になったり、台風を起こしたり、そういう変化はあるがずっと海の上にいるので……。
最初の方はちょっと分かりづらいというか、あ〜人間関係揉めて食わせるための布石だな〜ってのがあからさま。
お爺さんが生き残ったエピソード、他の映画に比べれば大変シリアスにちゃんとストーリーに関係するようにしてあるのだが、及第点には届かないかな。
アナリストが喰われたと思ったらまだ生きてた!は、やりたいことは分かるが演出がよろしくないと感じた。あれじゃ笑えないギャグです。
元海洋学者現パイロットが喰われる前のキスシーン、看護師と旅行者妻の人工呼吸シーンは好みでした。シェイブ・オブ・ウォーターの水中シーン大好きなのですが、ちょっとそういう感じがあって。
全体としてかなりよかったです。シャーキュラのせいで何でも素晴らしく見えてる可能性もある。