視聴日 2024/5/30
クラシック音楽そのものを扱う方が少ないんじゃないか?という番組です。ららクラからのコレですので最初はたいへん不満でしたが、今はもう別物として捉えています。ポップスとクラシックの関わりも興味ありますし、ノイズやら無調性やら偶然性やらの現代音楽に比べれば大衆音楽の方がよっぽどクラシックと言えますし。
今回はゲストがムーンライダースの鈴木氏で豪華、そのせいか清塚さんがいつもより控えめ。さらに作曲家の栗山氏も。三人で間奏部分の掛け合いを鍵盤で弾いて説明するコラボシーンがありました。
あいりちゃんの素人だけど…と言いつつ的を得ている発言が飛び出すところ好きなんですよね。今回もクリスマスっぽいと言って、クリスマスソングは讃美歌を敷いてる部分があるからねと返されていてよかった。
ラストの「神のみぞ知る」スペシャルアレンジはバッハ風のインスト、ピッコロ・トランペットとチェロとホルンとピアノ、しかもオケの首席奏者陣という贅沢ぶり。
ビーチ・ボーイズは好きでも嫌いでもないけれど一部の曲がフェイバリット、という感じです。そもそもアメリカのバンドをあまり聞かないかも…いやそうでもないか。初期のカルフォルニアの夏はイイぜ女の子はカワイイし海は綺麗だ、という曲も全然聞くのですが、特に好んで再生するわけではありません。ただ「神のみぞ知る」は大好きです。番組でも遠い調へ行くと言われていましたが、Aメロの最初4小節が終わって調が飛ぶところがいい。ふわっと浮かび上がる感覚が最高です。複雑なコーラスも素晴らしい。間奏のコード進行は一番と同じだからまさしく変奏ですねって説明はなるほどと思いました。パッと聞けば分かることでも、構造を意識すると捉え方が変わりますね。
ブライアンがツアー中帰ってしまって篭りきりで作曲していたとか、彼が自分をクラシックの作曲家タイプに例えるとバッハだとか、路線変更しても売れたとか、ビートルズに影響を与えたとか、いろいろ話があってよかったです。ちょこちょこ軽く触れているだけですが、ここから興味を持って調べたら面白いんじゃないかなと思います。