更新停滞・作品ほぼ消滅中

蒼い空に

参考資料(音楽)

好き度 4.7

バンド ZABADAK

ベスト盤にしか入っていない曲で、サブスクでも聞けますがCDは中古で探すしかないかな?これが全然知られていないとな!?大大大好きなのに…と思っています。

曲・詞・歌がとてもマッチしている。ザバはかなり分厚く音を重ねる曲もありますが、これはシンプルで聞きやすい。

間奏でいつもの「らしい」展開がなく、コンパクトで短いのが珍しい。上がっても上がりきらないもどかしさ。いわゆるAメロBメロサビ構成ではなく、繰り返しが多い・ぬるっとした継ぎ目で移り変わるので、そこらへん洋楽ぽさが濃い。楽器は少なめ。吉良さんのコーラスが切なく、新居さんのヴォーカルが儚く、ギターが優しく。柔らかかつ少しだけ冷たい風に吹かれるような。

歌詞は平易な言葉ばかりだが、倒置法や飛躍も多く、流している分には聞きやすいが考えてみると立ち止まる必要がある。

あくまで穏やかで幸せなふわりとした空気、だけど何かは足りない埋まることがない。だからこそ人は求め合う。その温もりに安心する。そして温もりの影に生まれる、ひんやりした温度も一緒に抱え込んでいく。

あなたといるだけで問題が解決したり全てが上手くいったりするわけじゃないし、辛かったことが消えるわけでもない。でもそれを理解し受け止め生きていける、自立した女性の語り。

女の子は卒業して、でも熱い想いを捨てる倦怠期にはまだ早い女性の恋の歌。

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