更新停滞・作品ほぼ消滅中

モノノ怪唐傘

参考資料(小説)

好き度 3.0

モノノ怪好きです。放送後だいぶ経ってからアニメを配信で見たので、いつもなら関連本やら雑誌やらをチェックしたくなるレベルの面白さだったのですが、ただアニメを見ただけです。裏話なにも知らず!そんな状態ですが、新作映画の存在を知って楽しみにしていたので見に行きました。公開直後にお出かけするのはだいぶ期待していました。

で、結果はうんまあ面白いけど期待上げすぎたかも…って感じ。補完情報ほしいなと思って買ったのがこの小説です。発売直後に書店で見かけて、行きつけのとこじゃなかったので後日…としていたらそこにはなくて、見かけた書店でもなくなっちゃって。それが10月に平積みされているのを発見したのでお買い上げです。期限の切れたカドブン帯がついてるのちょっとムカついた。絶対積んでなかったのに今更出現されてもな!…とまあややプンスコしながら奥付チェック、6月初版で8月に4版。人気だから見つからなかったのかな…?

本の内容の感想はですね、補完目的なら買ってよかったと思えます!映画と設定変えているのか、映画でも時間がなくてカットしただけで同じor裏設定としてはあるけど描写していないのか、それは分かりませんが、キャラの背景にけっこうハッキリした設定がありました。大奥の役職・昇進制度設定についても説明がありましたが、これもオリジナルなのか分からないかな。主役キャラに変わりなし。

カメは映画を見ていると能力がなくて、顔だけは可愛くて、無邪気なだけでなく身体でとりいれたらいいなと子供っぽい思考は持っていて、正直で無垢なところは美点であるとともに苛立ちを覚える点で…という生々しさがすごいのだけど、小説ではそんなに感じませんでした。あのビジュアルに声と動きがつくと直視できない女の子になるのかな。

文章はすらすら読ませる、結構好きです。テレビアニメのというよりこの映画の雰囲気に合っています。かなり分かりやすくて、キャラのビジュアルが美形で、和風テクスチャのめくるめくような背景は控えめ、っていう雰囲気の。オリジナル小説でしたらもっと幻想的な…肉感的な…万華鏡のような…という文体を求めると思うんですが、映画のノベライズなので。筋がわかりやすく、各キャラの心情もはっきり書き込まれ、手を止めずに読み進めることができます。ラノベっぽくはないなと思いました(ラノベと一般文芸の境目とかラノベの定義とか難しいですが、ざっくり印象で…ラノベ苦手な自分が読んでも大丈夫)。軽い文章ではあって、おどろおどろしさはない。分量も少ないのですぐ読み終わりました。

さてこれで次作への期待も高まり…!とはなっていませんが、それは小説のせいではありません。一応見に行くつもりではありますし。期待値上げすぎないことが大切かな。ノベライズ続編も買おうかなって思っています。

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