好き度
作者 嶋田さくらこ
出版 2013年11月
柔らかくて優しい光と、ほのかな陰。全体的な印象はそうなんですが、分かりそうでいて分からない詩的な表現がたくさん。でもなんとなくページをめくっても心地よいから、そういう楽しみ方をしています。
行くことのない島の名はうつくしい 忘れられない人の名前も
15ページ トロイメライ
ふむそうなんだ、なぜ?の理由が下にくるタイプの歌。かつての恋人のことでよいのかしら。自分の手の中にないものは、遠くに見ることしかできないものは汚れることがありませんものね。でもあの人のことは知っているのに、過去しかなくて現在未来がないあの人が、過去も現在も未来も永遠に知らない島と同じなんだ。同じうつくしいなんだけど。
夏ですね 空が青くていいですね あなたが元気そうでよかった
92ページ シンコペイテッド・ラヴァーズ
夏のノスタルジーな青空、もうアニメや漫画でうんざりするほど擦られてると思うのですけど、私はまだまだ大好き。お天気の話をした後って気まずいんだけど…というのを思い出す歌い出し。なにがいいたいかってストレートな後半。