好き度
作者 谷山浩子
NHKテキスト「みんなのうた」連載をまとめたエッセイ。
谷山浩子が好きという話は百回くらいしましたっけ?ほのぼのした曲も、情念も感じる曲も、へんてこりんな曲も、メルヘンな曲も、どれも好き。いわゆる「黒」曲がマイベストを占めてしまいますが、可愛い曲だってサイコーです。
Twitterでも色んな曲のこぼれ話をなさっていますが、そういうのが好きな方なら絶対読んだ方がいいですね。雑誌連載エッセイで、もちろん彼女のみんなのうた書き下ろし曲についても語っていますが、他の曲や音楽について、動物について、とそれ以外のことにも話が広がります。
歌詞も言葉は平易ながら深みのある世界を描いていますが、文章もおんなじ印象。けして難しくはなくて、やさしくて、すっと入ってくる。ちょっとした毒や、くすっと笑えるところもあって。素直な文章にとても好感が持てる。いつまでも少女そのもの、だけど仕事は大人のもの。カッコイイです。
書いていたらまっくら森の歌を聞きたくなってきちゃった。CDを流しながら再読しようかな。