更新停滞・作品ほぼ消滅中

ロマンチックなボンボンのワルツ

修復中作品収蔵庫

初期に書いたテキストのうちの一つ。何が書きたかったのか不明。甘々現パロ留文+見守って茶々入れる6年生の予定だったか?

ヒトカラ、ひとり焼肉、ひとり云々……ソロ充なんて言葉もあって、ちまたはおひとり様であふれている。それでもやっぱり、気恥ずかしいところはあるもので。

『新装開店フェア・6月10日まで!』

こう大きく書かれたチラシを眺めること、はや3時間。床に落ちる木々の影は長細く伸びきり、

「なんだ、まだ残っていたのか」

声をかけてきた仙蔵の髪は真っ黒に焦げていた。高校の科学部だというのにド派手な実験を繰り返すこいつのせいで、ここの科学部やつらはちょっとした有名所になってしまった。昔から熱心だったが、最上級生になってますます過激さを増している。なにせ部活動休止の曜日でさえ爆発音が聞こえてくるからな。
「いくらお前でも寒くないか?まだ5月の夕方だぞ。」
チリチリの元ストレートヘアを眺めているうちに、仙蔵は開け放っていた窓を閉め、廊下の電灯を落とした。言われてみればシャツ1枚には肌寒い。
「今日は生徒会もなかったろう。こんな遅くまで何していたんだ?」
「少し考え事をしていただけだ。」
そう答えると、仙蔵はいたずらっぽい笑みを浮かべた。
「ほお、あの真面目な生徒会役員が?何もない机に頬杖ついて?少なくとも1時間は教室でお空を見ていた?」
「なっ……」
「時たま切なげに窓を見つめてなあ、」
「ちょっ、仙蔵!」

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