更新停滞・作品ほぼ消滅中

無題・六年?

屑籠収蔵庫

男は怪訝そうな顔をしたが、黙って包みを差し出した。なめらかな絹でくるまれた桐箱を開けると朱塗りの器が現れた。たしかに小平太の言うとおり「赤く」「小さく」「丸く」「派手」である。
(どこをどう見たらあの報告になるんだ)
(小平太に任せた奴が悪いだろ)
留三郎と文次郎が突っつき合う姿を横目に、仙蔵はゆっくり言葉を発した。
「ではご老人、たしかに預かりました。これ以上の話は避けた方がよかろう」

送信中です

×

※コメントは最大1000文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!