更新停滞・作品ほぼ消滅中

無題・こへ文

屑籠収蔵庫

まさに竹を割ったような性格とは彼のことで、いつも最終的にはこちらが負けてしまう。食えない奴、と口内にとどめた声が聞こえたらしい。
「それは文次郎のことだろう!まあ、私からすれば単純だけどな」
ムッとして振り返ると、小平太は存外まじめな顔をしていた。
「分かるけど分からないぞ、おまえは。素直じゃないのは分かるのにな」
まんまるい瞳に何かを見透かされそうで、つい視線をそらした。

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